卵子提供の費用・方法や条件とは!もし自分の卵子がダメだったら…

卵子提供」についてのニュースが近年になり多く聞かれるようになりました。

しかしながら、おそらくほとんどの方が「名前は聞いたことあるけど詳しくは知らない」という状態なのではないでしょうか。

ですが、もし自分の卵子で子どもが出来なかったら、どうしても子どもが欲しい気持ちがあったら「卵子提供」という方法は選択肢の1つになりえます。

今回は知っているようで知らない「卵子提供」の費用や方法についてのお話です。

卵子提供とは?

卵子提供とは「第3者から卵子の提供を受けて体外受精などで妊娠するための治療」を受ける事を言います。

数年前までは、日本では倫理的な問題から他の女性の卵子を用いて妊娠する事は厳しく規制されていました。

それは、子どもが大きくなった時に「私は一体誰の子どもなの?」という疑問と向き合わなければならないからです。

しかし現在では日本でも卵子提供が認められつつあり、「JISART(日本生殖補助医療標準化機関)」という団体が独自のガイドラインを定めて卵子提供を行っています。

ですが、日本では卵子提供に関する法律や制度がまだ完全には整っていないために、海外で卵子提供を受ける夫婦も多くいるのが現状です。

結構厳しい!?卵子提供を受けるための条件

実は、卵子提供は誰でも受けられるという訳ではなく、卵子提供を受けるためには次のいずれかの条件を満たしていなければなりません。

卵子提供を受けるために必要な条件

  • 病気や何らかの原因により卵子が存在しない(早発性卵巣機能不全など)
  • 6回以上の夫婦間体外受精でも妊娠または出産に至っていない
  • 原因は卵子であり今後も妊娠、出産する可能性が極めて低いと判断された場合
  • 重篤な遺伝子性疾患の保因者で妊娠した場合の着床、出生診断や出生前検査そして中絶を望まない夫婦

これに加えて、提供を受ける女性が妊娠出来る年齢である事や夫婦の健康状態、子どもを養育出来るだけの経済力があるかどうか、精神的に安定しているかなども判定材料に含まれます。

これは先ほどご紹介した「JISART」が定めている卵子提供を受ける側の条件ですが「特別な疾患や遺伝的に妊娠出来ない体質でない限り、体外受精を6回以上受けているという実績が必要」になります。

体外受精を6回以上受けているという条件は、一般的な方には少しハードルが高い条件と言えるでしょう。

国によりますが、海外ではもっと条件がゆるいところも多く、海外で卵子提供を受ける方が多いのはこうした条件が厳しいという理由があります。

日本でも卵子提供を受けた人は多数!

出産年齢が高齢化傾向にある日本では、卵子の老化や卵巣機能の低下から妊娠したくても妊娠出来ない、不妊治療を続けても子どもに恵まれないという夫婦も多くいます。

そういった理由から、2013年の統計では海外で体外受精を受けて出産した妊婦は63人と4年前の3倍にまでのぼる事が分かっています。

有名人では政治家の野田聖子さんが2010年に10年の不妊治療を経て卵子提供を受け、50歳という年齢で高齢出産をしています。

このニュースはテレビなどのメディアで大きく取り上げられたので、知っている方も多いのではないかと思います。

また、この時生まれた赤ちゃんに心臓などの先天的疾患があり、生まれてすぐに何度も手術を受けたこともあり、世間では高齢出産や卵子提供についての賛否を巻き起こしましたね。

卵子提供全てがリスクがあると考えるのは安易だと思いますが、他人と他人の受精卵を自分の子宮で育てるわけですから自然妊娠に比べると早産や障害などのリスクが高まるという事実については私たちはしっかりと理解する必要があると思います。

海外で卵子提供を受ける場合

海外で卵子提供を受ける場合、アメリカ、台湾が渡航先として多いようです。

国営で卵子提供が認められているのは世界でも台湾のみで、他は自分で提供者を見つけるか、仲介してくれる方や業者がいるのでこういった所を頼るのが現状です。

シンガポールやマレーシアも医療技術が進んでいるので卵子提供の受け入れ先としては候補に上がりますが、国自体は卵子提供を公に認めているわけではないので、医療については保償がないのが実状ですね。

医師の腕を信じてお願いするか、仲介業者などから紹介されて受けるケースが多いと思います。

海外での卵子提供は違法ではないの?

海外で卵子提供を受けるのは現在の日本の法律では違法とも適法とも言えないグレーの状態にあります。

日本での海外卵子提供についての法整備は未だ進んでおらず、もしもドナー(提供者)や仲介業者間でトラブルが起きたとしても基本は自己責任で日本の警察や裁判所は守ってはくれません。

こういったグレーな部分がある事を海外で卵子提供を受ける方たちは知っておく必要があります。

晩婚化が進んでいることで、日本での卵子提供の需要は高まっていますし、国内での環境がしっかりと整備されて欲しいことろですね。

まとめ

卵子提供はまだ日本では積極的に行われることが少ない不妊治療ではありますが、自分の卵子では妊娠が難しい場合には非常に有効な治療法になります。

しかしながら、日本ではまだ十分に卵子提供を受けられる環境が育っていないのも事実です。

ということで、日頃から卵子の老化を防止して妊娠力を高めておくということが大切だと言えますね。

このサイトでは卵子の老化を防止する方法や妊娠力を高める方法を紹介していますので、参考にしていただければ嬉しく思います。

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